インドの携帯電話

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Nice!

インドの携帯電話端末
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■インドで販売されている携帯電話端末の主要メーカー
ノキア(フィンランド)
サムスン電子(韓国)
ソニーエリクソン(スウェーデン)
モトローラ(アメリカ合衆国)
などの携帯電話端末が販売されている。
統計上の数値はわからないが、個人的な感触としては
ノキア、サムスン電子の端末が普及しているように感じました。

携帯電話端末の見本

■インドの携帯電話端末の販売価格
・とにかく通話できればいい端末 2,400ルピー〜
                 (約6,000円)

・カメラ、メール、ネット接続端末 3,000〜6,000ルピー
                 (約10,000円〜20,000円)

・TV視聴が可能な端末     9.000ルピー〜
                 (約30,000円〜)

携帯端末のパッケージ

携帯電話パッケージ

携帯電話パッケージ

■インドの携帯電話通話料の相場
日本でも携帯電話は、いまや中学生(もしかすると小学生も?)にまで
普及していますが、インドもものすごい普及率です。
しかも日本に比べ短期間に急速に普及したように思います。
持っていない大人はいませんし、ほとんどの学生が持っています。

最近インドでは99ルピー(約300円)から購入できるSIMカードも
販売されています。300円で1ヶ月着信可能、発信はおおよそ200分まで。
この価格だと爆発的に普及する理由も納得いただけるのでは。

この期間限定プリペイド方式の携帯電話サービス以外に、通常の
後払いのポストペイドサービスでも料金は日本に比べ安いです。
通話、メール、インターネットすべて「放題」で、300ルピーから500ルピー
(約1,000円から1,400円)が相場です。

■インドと日本の携帯電話サービスの違い
また日本の携帯電話サービスと全く違う点は、携帯端末とキャリア
(通信サービス提供会社)を自由に選択できるという点です。
日本の場合は、ドコモを利用するにはドコモの専用端末を購入しなくては
なりません。ソフトバンク、auでも同じだと思います。
(専門分野ではないので間違っていたらご指摘ください)
インドでは、どの端末でも全ての通信会社を利用することができます。

インドでは、まず携帯電話の端末を購入します。そして自分が利用したい
通信会社のSIMカードを購入します。端末にSIMカードを入れると
すぐ携帯電話を利用することができます。

たとえば隣の州に移動したときに、別の通信会社を利用したい場合は
その通信会社のSIMカードを購入し、手持ちの端末のカードを差し替えれば
同じ端末で別の通信会社の回線をすぐ利用できます。
 ※この場合電話番号は変わります。
 ※電話番号を変更しないことも可能ですが、その場合は手続きがやや煩雑。

昨年までは州によって利用できる通信会社が限定されていましたが
2007年の現在は各通信会社のエリアが急速に拡大されたため、おおむね
どの地域に移動しても1つの通信会社との契約でカバーできるように
なっています。ですから最近は「エリア外なので通信会社を乗り換える」
必要にせまられる場面はほとんどありません。

また、新しい端末を購入したり、友達から新しい端末をもらった場合も
SIMカードを差し替えれば、自分の電話番号は変更せず、新しい
端末を利用することができます。

日本の携帯電話通信事業者もSIMカードを採用しているとは思いますが
あくまでそれは自社が提供している端末に限定してカードの差し替えが
可能となっていたかと思います。
(専門分野ではないので詳しくはないのですが…間違っていたら
ご指摘ください)

また、日本のキャリアがいちいち請求してくる「新規契約手数料」
「機種変手数料」「MNP(番号ポータビリティ )手数料」も
インドでは無料です。
頻繁に機種変しようとすると余計に取られるわけのわからない手数料も
インドではとられませんよ〜。

「パケ放題」を契約していなかったために法外(実際は合法ですが)な
ネット接続料金を請求されるという話をよく身近にも見聞きしますが、
(数万円ならまだいいのですが、数十万円とか…)
インドのポストペイド(後払い方式)の基本契約は「放題」が多いので
そのような問題も発生しません。

■インド国内の主要な携帯電話キャリア(通信サービス提供会社)
ブハルティ・エアテル(シンガポール)
BSNL(国営)
リライアンス・コミュニケーションズ(財閥系)
ハチソン・エッサール(香港+インド財閥系)
アイデア・セルラー(ビルラ財閥系)

リライアンスのショップ
リライアンスのショップ

ハチソン
ハチソンのポスター

ハチソンのショップ
ハチソンのショップ

■新しいサービス
tata_sky
衛星によるTV番組配信会社タタスカイのポスター。
最近サービスを始めた会社です。
日本でいうと「ワンセグ」にあたるサービスを提供します。
私の想像するインドでの主な需要はクリケットの観戦です。
「どこにいてもクリケットの試合を見たい」という強大な需要があります。

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