【材料】
・国産強力粉（生活クラブ）…300g
・素精糖…大さじ1
・塩…小さじ1
・白神こだま酵母…小さじ1　
・ぬるま湯…1カップ

【工程メモ】　　　
・生地作り…〓ぬるま湯の一部で酵母を溶かし、他の材料と混ぜます。
　　　　　　〓5〜6分こね（この生地は、ねかし時間を取りませんでした）、グルテン膜を確認したら
　　　　　　　生地作り終了。
　　　　　　〓表面を張るように丸め、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ。
・フロアータイム…冷蔵発酵22時間。
・ベンチタイム…なし
・成型…丸めなおして炊飯器の内釜へ（1番上の写真はホイロ前）。　　
・ホイロタイム…保温ボタンを押して5分温めた後、スイッチOFFでそのまま50分放置。
　　　　　　　　十分発酵していなかったので、もう一度保温ボタンを押して5分温めた後、
　　　　　　　　スイッチOFFでそのまま30分放置（2番目の写真はホイロ後）。
・焼成…普通炊飯1回（3番目の写真は炊飯後。ホイロ後とあまりません）。
　　　　ひっくり返して出すと、底には焼き色がついています（4番目と5番目の写真）。

【ひとこと】
昨日のセミナー（パンと料理の教室）では、時間の関係（2時間でパンと料理を作るという条件）で、
予め機械で用意した生地を、参加者の皆さんに成型していただきました。
でも、ご自宅でお試しになる場合は、ほとんど方が手ごねだと思います。
生地作りは、説明だけではわかりにくいので、デモンストレーションとして
1単位分を皆さんの前で作り、お1人30秒ずつという短い時間ですが、
実際に生地に触り、手ごねを体験していただきました。
その生地は、冷蔵庫に入れておいて持ち帰りました。
何を作ろうか迷いましたが、参加者の方からご質問があった
「冷蔵発酵の生地を、炊飯器で焼く（炊く）ことはできますか？」を試してみることに。
結果、“できるけれども、ホイロに時間がかかりすぎる”と思いました。
ご質問してくださった方は、「朝、焼きたてのパンが食べたい」とおっしゃっていたので、
冷蔵発酵させておいた生地を、朝、炊飯器で炊ければ、お米を炊くのと同じ炊飯時間だけで
焼きたてパンが食べられるか、という含みのある質問だったと思いますが、
残念ながら、それは無理という感じです。
ホイロを冷蔵庫で取る方法なら可能かもしれないけれど、
炊飯器の内釜を冷蔵庫に入れるのは、かなり邪魔になりそうだから、現実的とは思えず…。
酵母の量を控えた生地（ベーカーズ％で0.5〜1％くらい）を、
炊飯器の内釜の中で一晩発酵させて、1度発酵だけでタイマー炊飯する方法はどうかな？
1度試してみたいと思っています。

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