関西では煮物の事を「◯◯の炊いたん」と言ったりします。
『じゃがいもの炊いたん食べる?」と言うのは、
「じゃがいもの煮たの食べる?』と言う事。
何種類かの煮物を、同じ器に盛った物が「炊き合わせ」です(^-^)
ちょっとお正月チックですが(笑)
別々に盛るよりも、なんだか豪華な感じに見えませんか?
今回は3種類、それぞれ違う味付けなんですよ〜
椎茸は甘辛く濃いめの煮汁で、戻し汁を加えて椎茸の香りを活かしてあります。
高野豆腐はダシを利かせてあっさりと。
ふきと竹の子は少し甘めに…と言った具合。
違う味付けにすると、それぞれの素材の持ち味が活きるんですよね。
別々に煮るのは少し手間がかかりますが、
味付けしたダシ汁に入れて少し煮るだけなので、特別な技術なんて全然要りません。
大鉢や大皿に盛って、いつもと少し違う煮物もいいものですよ〜♪
これはどんな味?と、お箸も進みます。
和食のおもてなしにもおすすめです。
ぜひトライしてみてくださいね(^-^)
「炊き合わせ」
【材料】
3〜4人分
『高野豆腐の炊いたん』
*高野豆腐2枚(ぬるま湯に浸けて戻し一口大に切る)
*型抜き人参適宜
*ダシ汁350cc
*みりん大さじ1
*酒大さじ1
*塩小さじ1/3
*薄口醤油大さじ1/2
『椎茸の炊いたん』
*干し椎茸小5〜6枚
*ダシ汁100cc+戻し汁100cc=200cc
*砂糖大さじ1
*みりん大さじ1
*酒大さじ1
*醤油大さじ1
『ふきと竹の子の炊いたん』
*竹の子水煮1/4個(薄くスライス)
*ふきの水煮約80g
*ダシ汁250cc
*酒大さじ1
*みりん大さじ1/2
*砂糖大さじ1/2
*薄口醤油大さじ1/2
*塩ひとつまみ
★椎茸は、50度くらいのお湯に砂糖をひとつまみ入れ、
軸を下にして浸し、ラップをかけて暫く置いておきます。
(前日から水に浸けてラップをし、冷蔵庫に入れておけば楽です)
★おいしいダシ汁の取り方はこちらです。
【作り方】
1.【高野豆腐の炊いたん】
ダシ汁と調味料を合わせて火にかけ、沸騰して来たら高野豆腐と人参を加える。
一煮立ちしたら火を弱め、蓋をしてコトコト人参が柔らかくなるまで煮ます。
2.【椎茸の炊いたん】
ダシ汁と戻し汁に調味料を加えて味を調え、
火にかけて沸騰したら、軸を取った椎茸を加えて弱火でコトコト煮ます。
10分くらい煮て煮汁が少なくなって来たら火を止め、
できれば一旦冷まして煮汁を含ませておきます。
3.【ふきと竹の子の炊いたん】
これも他と同じく、ダシ汁と調味料を合わせて一緒に煮ます。
それほど長く煮なくてもOKです。
5分くらい煮たら火を止め、自然に冷まします。
(冷めて行く間に味がググッと染み込みます)
4.【仕上げ】
大皿や大鉢に盛りつけます。
型抜き人参を散らしてできあがり!
もし、お庭に南天や紅葉なんかを植えてらしたら
2〜3枚ちょこっと飾ってみてくださいね。
季節感も出ていい感じになりますよ〜(^-^)v
我が家は残念ながら何にも無くて(涙)
せめて型抜き人参で季節感をと…(もみじやいちょうの型を持ってます)
しか〜し!人参が細過ぎて型に合わず断念(笑)
まぁ、季節外れの竹の子やふきもある事だし、美味しそうに見えたらいっか!(^▽^;)ハハハ
晩ご飯は、先日の豆腐ステーキや素揚げ桜えびのサラダと一緒にいただきました。
今日もごちそうさまでした〜!!
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