11月のインド料理教室でご紹介する予定のハイデラバーディダムビリヤニのレシピを作りました。
ハイデラバードは地名で、ハイデラバード地方の料理という意味です。讃岐うどんの讃岐みたいなイメージですか。ビリヤニはハイデラバードの名物料理なのです。ビリヤニといえばハイデラバード、ハイデラバードといえばビリヤニという感じ。
ダムビリヤニの「ダム」は、小麦粉に水を加えて練ったもので(インドではチャパティの生地を使うことが多いです)、鍋とフタをシールして加熱する調理法のことです。
ビリヤニはインドの米料理のことなのですが「ビリヤニってなんだ?」という話だけでも相当長い話になります。取り急ぎ日本の料理で言ったら「炊き込みご飯」のことです。
いままでインド料理教室でご紹介した料理の中で、面倒くささナンバーワンですね。いつもレッスンで言っていますが、面倒くさいものはおいしいんです。(笑)
まずは炊き込みご飯の具になるチキンカレーを作ります。この時点で「もうチキンカレーだけでいいじゃん。」という感じになってきます。
チキンカレーに野菜や米を追加して炊き込みます。フタの上に置いてある黒いものは、アツアツの備長炭です。上からも下からも加熱しちゃうわけです。そして、できあがった料理が一番上の写真です。
ビリヤニの作り方はいろいろな作り方があるのですが、今回ご紹介するのはタージホテルでご提供していたビリヤニに準じたものです。(ホテルでは一度に大量に作るのでその点が違います。)
より大きな地図で ハイデラバード を表示