☆特徴的な食教育を実践している近隣市の保育園へ、調理保育の見学に行ってきました。
芋煮会ということで、3歳の子どもたちがこんにゃくと豆腐を手でちぎる様子と、
4-5歳の子どもたちが大根と人参とごぼうを包丁で切る様子を見せていただきました。
(縦割りの保育園なので、日頃から1つのクラスに3-5歳児が一緒に過ごしています。
今日も、3つのテーブルに年齢毎に分かれてはいましたが、同じ部屋での調理でした。)
教室の隅で、子どもたちの様子をさりげなく見ながら立っていると、
3歳の女の子がトコトコ近づいてきて私を見上げ、ニッコリしてくれたので微笑み返すと、
「あなたは誰のおばあちゃん?」と。
息をのんで絶句、の瞬間でした。
おばあちゃんと言われたのは人生初、今日は「おばあちゃん記念日」です。
見学を続けていたら、今度は4歳の元気な男の子が私を指さし、
「オレ、あの人と結婚する!」と。
唐突ながら、こちらは嬉しい絶句の瞬間でした。
園庭で薪を焚いて大きな鍋をのせ、
子どもたちが切った材料と先生方が用意してくださった里芋と豚肉を煮ている間、
子どもたちは緑の多い園庭で思い思いに遊び、
時々鍋の香りを嗅いだり、味見をしたりしていました。
私が鍋のそばで立っていると、1人の女の子が後ろから黙って近づいてきて、
そっと私の手を握りました。
握り返しても私の顔を見ることなくじっと正面を見つめ、
しばらくすると手を離して立ち去って行きました。
最後まで目を合わさずに遊びに戻っていった後姿が印象的です。
26日(水)の夕食です。ご飯+ゴマ、白菜とわかめと油揚げの味噌汁、手羽元の香味焼き、
おでん風大根、白菜のカレーミルク煮、プリン、みかん。
27日(木)の夕食です。麦ご飯、味噌汁*、鯖の塩焼き、白菜麻婆、
人参と玉ねぎのソース炒め*、大根とゆで卵のおでん風。
*味噌汁と炒めものは、私が別室にいる時にH(小5)とK(小3)が2人で作りました。