今回の温泉旅行、ホテル楊貴館での晩御飯は、掘り炬燵の個室で、弥生会席を頂きました。
前菜、初春の盛り合わせです。

つくしが、まさに春を感じさせてくれます。
百合根は、花びらのように見え、ほんのりピンク色が可愛らしく、食べてみると、少し甘味が。

食前酒には、夏みかん酒。
爽やかで、美味しかったです。
お料理の前に飲むと、何だか食欲が、沸々と湧くものですね。

乾杯のビールの後には、日本酒を頼みましたら、こういう器に入って来て、下には氷がびっしり。
グラスまで冷えているのは嬉しいです。
「あさ井」と言うお食事処のネーミングを取っておられましたよ。

向付、ヒラメ、マグロ、カンパチのお刺身とふく昆布〆。
日本酒が進みます。
ふく昆布〆が入っている赤い器、可愛らしい。

次は、温物が出て来たのですが、楕円形のような蓋つきの器、こういうのって、開けるまで、わくわくしますね。

海老芋の海老フラン フカヒレ餡掛け、これは、実に美味しく、旦那さんも満足していました。
フカヒレ、とろ～っとして、なかなかのお味。

変り鉢、鮑と大根ステーキ 葱バターソース、ちっちゃい人参が何とも
可愛らしく、また、鮑の美味しさは絶品。
鮑の下には大根がり、葱バターソースの味が素晴らしい。
これには２人とも感激。右にあるバケットを食べる時にソースをつけて。

強肴、牛ロースのソテー ジャポネソース。
ホテルを予約する時には、料理も重要ポイントの一つ。
旦那さんの誕生日と記念日とのW祝いなので、豪勢にね。

小鍋、長州黒かしわ豆乳鍋 塩ぽん酢 ゆずきち胡椒。
鶏肉と水菜が入った器が出てきて、お鍋に火をつけて下さいました。

大きな椎茸や白菜などが入っており、鶏肉を入れて、丁度食べ頃に。
これには、やっぱり、あれですね！

今度は、お馴染み東洋美人を。
吟醸酒を飲んでみました、これも美味しかったな。
萩市澄川酒造のものです。

御飯は、雲丹釜飯を、「今から炊きます」と言われ、わくわくで待っていました。
お腹は、かなり太ってましたが、雲丹釜飯なら食べないとね。

うわ～！これは美味しそう～～～！
見ただけで、伝わってくる真心のおもてなし。
雲丹釜飯は、それはそれは、大満足の味でした。
香の物、三種盛りと一緒にね。
止椀は、地魚赤出汁が出ましたが、それと一緒に食べると、最高。

デザートの水菓子は、豆乳プリン ガトー紅芋 苺。
これは、また別腹で入るものですね。

食事が終わった頃、これを持って来て下さいました。
『お夜食を用意させていただきました。お腹のすかれたときなどに、どうぞお召し上がり下さいませ。』とのメッセージ付きで。

いなり寿司が入っていましたよ。
生姜も、ちゃんと付けてあり、何とも、素晴らしい心遣い。
お料理もさることながら、こういうおもてなしは、何とも嬉しく、旅がより楽しくなりました。
ホテル楊貴館、素晴らしいです。
朝食も、期待が膨らみます。それは、また、後日。

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