来日当時は、インドの運転免許証は取得していた私。日本に来た当時は、車は運転しないで、電車で移動するか、会社が契約しているドライバーさんの運転する車で移動していました。1990年代に入り、日本の生活にも慣れてきました。やっぱり自分でも車を運転できた方が便利です。それに日本では運転免許証はもちろん運転するために必要なものですが、身分証明書としても万能です。もちろん身分証明書としては外国人登録証を持っていたのですが、それでは役に立たないことも多かったのです。そんな事情から日本の運転免許証を取得しようと思いました。インドの国際免許を手に入れるという方法もあったのですがインド人の私が言うのも変ですが、インドのお役所を相手にするは根気が必要です。ものすごく時間がかかるんです。というわけで日本の運転免許取得に取り組みました。変な話ですが、当時から日本においてはインドの運転免許証の信用度が低く、インドの運転免許をサクっと日本の運転免許に書き換えてくれる的な処理はありませんでした。 #諸外国の免許も同様だったかもしれませんが。そこで、まずは標識なんかを一生懸命覚えてね。適性試験、学科試験(英語)と技能試験を受験して仮免許を発行してもらいました。当時立派な道路はあったけど、区画整理されただけでなんにもなかった港北ニュータウンで、友人の指導のもと路上で練習しました。その後、本免許の受験、合格しめでたく日本の運転免許を手に入れました。自分で車で移動できるようになって、生活も変わったしオールマイティーな身分証明書を手に入れたおかげですいぶん暮らしやすくなりました。