なんとも不思議な料理、ケベック名物「チャイニーズ・フォンデュ」ディナー

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Nice!

DSCN2556.jpg「チャイニーズ・フォンデュ」ってご存知ですか?中国の鍋ものがケベックで定着したもの、ではないのです。中国には無く、他の国にもないという、なんとも不思議な料理「チャイニーズ・フォンデュ」。チーズフォンデュのチーズの代わりにビーフスープ(イメージとしてはコンソメスープの濃い感じ)を使い、しゃぶしゃぶのお肉のようなうす~いお肉を、フォンディのピックに巻いてスープが入った鍋に入れて、ゆで上がったら食べる、という料理。まったく中華の要素はないし、謎な料理だそうです。R*さんの想像では、日本のしゃぶしゃぶが勘違いでこのようになったのでは?とのこと。確かにもっとも近い料理はしゃぶしゃぶのように思います。鍋にお湯を沸かして薄切り肉をくぐらせて食べるしゃぶしゃぶを、誰かが見たか食べたかして、自分たちの食生活にあったように変えていったのかもしれませんね。ということで、食べ方を教わって各自お肉を巻いて、とぷんとビーフだしにつけて火が通ったら、ソースをつけていただきます。DSCN2581.jpgDSCN2591.jpgソースはマヨネーズにカレー粉を混ぜたものとケチャップを混ぜたもの。これをつけるのが正式な食べ方だそうです。でもビーフダシの味がしっかりつくので、私と友人たちはそのまま食べる派でした。マッシュルームも一緒に茹でて食べるんですが、これがすっごく合う!このビーフスープごと持ち帰りたい~って感じでした。日本で作るなら、しゃぶしゃぶのお肉と自作のビーフスープ、土鍋とカセットコンロがあればなんとかなるかも。ただ、お肉は赤身、ビーフスープはうまみががっつり利いて味つけはしっかり濃いめ、がポイントだと思います。(脂の多いしゃぶしゃぶ肉では、ちょっと気持ち悪くなるかも、とのことです。)カセットコンロの上に土鍋を置いてしゃぶしゃぶの要領でチャイニーズフォンデュ。。。イマイチ雰囲気が盛り上がらないかもしれませんが、やってみるのもアリでしょう。ちなみにケベックでは、スープは缶詰めで売られています。後日スーパーで見かけましたが、とっても重いので断念。。。(ちなみに、この料理は外ではめったに食べられないそうです。となればやはり土鍋出動!?)で、この日のディナーの模様を。さすがおもてなし上手なR*さん。マーケットから一緒におうちについて、おしゃべりしている間にフィンガーフードが出来上がり!DSCN2548.jpg DSCN2566.jpgそのうちチョコ星人氏も帰宅してワインを飲みながらつまみました。(カナダの赤ワインもいただきました♪)フィンガーフードは右上から時計回りに「チーズ盛り合わせ」「アボカドとサーモンのカナッペ」「プツィンという料理に使われるチーズ」マーケットで買ってきた「チーズ詰めオリーブとブドウの葉のサルマ(ドルマでしたっけ?)」。(違ってたら訂正します~。)「アボカドとサーモン」は以前レシピ公開してたと思うので、あとでリンクします。この間にメインの準備。といってもあわててバタバタすることなく、会話に混じりながらいつの間にか準備完了。こういう風に気張らずあわてず、そして買ってきたものもうまく利用するおもてなしは見習いたいです。(テーブルセッティングはしっかり準備してありました。なるほどね~。)普通はフィンガーフードの後に前菜が来てメインのチャイニーズ・フォンデュとなるそうですが、私たちではそこまで食べられないのですぐメインへ。といってもフィンガーフードすら食べきれず、ほとんど残してしまったという戦力の無さが残念です。デザートまでたどり着けなかったし。。。次はしっかり最後までたどり着けるように精進して行きます!ブログを始めたばかりのころから行ってみたかったモントリオールに、ほんとうに行ったとはいまだに信じられません。こうやって外国にもつながるブログって、しみじみすごいな~と。おかげで、モントリオールだけでなく次に向かうケベック・シティのおすすめ情報も教えてもらって、この旅行はほんとにほんとに満足のいくものになりました。その情報をみなさんにもおすそ分け。ということで、もう少し旅レポにお付き合いください♪チャイニーズ・フォンデュ日本で再現してほしいかも~、って思ったらクリッククリック!!レシピブログバナークリックしていただけるとポイントになって順位がアップしま~す。よろしくどうぞ!