「聞く」ということ

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Nice!

2007年6月27日(水)
昨日の6月27日水曜日の晩御飯
*魚嫌い克服メニュー@鮭とアスパラのおろし和え
*ナスとピーマンの冷たい煮物
*一口ずつだけの素麺
*茄子の胡麻ナムル

今日は鮭

魚は嫌いなんだけど、大根おろしは好きなオットの為に考案。
ニンニクパンチが効いたタレでご飯も進みます。

冷たい煮物
ちょっと前に作ったときにオットに好評だったので、もう一度。
短時間で煮上がるし、薄味でヘルシー、食欲のないときにでも食べられそうです。
翌日の分もあるかなとの目論みは、意外にもなーちゃんの食べっぷりの良さの前に消えてしまうことに。

最近のレシピ、書きました。
魚嫌い克服メニュー@マグロの甘辛煮
てんきち一押し!!!の、おかかステーキ(すみません、小麦粉使ってますっ)
南瓜と茄子のピリ辛中華漬け
アスパラの即席漬け

今日のはまた少しお待ちください。

大急ぎでやらねばならない仕事が山積みになっているとき。

とっくに夕飯の時間は過ぎているのに、まだ準備が全然できていなくて焦っているとき。

あと10分で出かけなければならないのに、まだ仕度が全然出来ておらず、余裕がなくていっぱいいっぱいなとき。

そんなときに限って子どもがやってくる。

「今日ね〜学校でさぁ〜、○○さんがね!」

「母さん、お部屋片付けしたんだよー、早く見に来てよぉー」

自分のやっている仕事の手を一旦止め、子どもに向き直って瞳と瞳を合わせて話を聞いてやっているという人は素晴らしい。

鍋の火を少し弱め、包丁を一旦置いて濡れた手をタオルで拭き、それから片付けてくれたという部屋を見に行ってやれるという人も素晴らしい。

「ねー母さん、聞いてるー??」

「ねーねー母さん、早く見に来てよぉー!せっかく片付けしたんだからぁー」

はっきり言って目の前に山積みになった自分の仕事を片付けるということしか頭にないので、横からやんやと騒ぎ立てる子どもの声なんて、見る気も聞く気もないテレビやラジオが付けっぱなしになっているみたいな、そんな雑音にしか聞こえない時がある。

母さんに聞いてほしい話があるのに。

母さんに凄いね!えらいね!って誉めてもらえると思ったのに。

それなのに母さんは
「今忙しいんだから、あっち行ってなさい(゚Д゚)!」
「あとで見るから!」
と、こっちを見てくれようともせずに言ったらどんな気がするだろう。

「聞く」とはどういうことなのか。

と言うことを、ある講習会で勉強したので自分の覚書として書いておこうと思う。

聞くとは、
「話している人が何を伝えたいと思っているのか」をアンテナを立てるということ。

授業中に先生の話し声はたしかに耳に入って来ているはずなのに、ぼーっと意識を彷徨わせてしまうのは当然「聞く」という作業にはならないし、何か別の作業をしながら(例えば本を読みながら、パソコンをしながら)誰かの話を聞き、視線を合わすことなく「ふーん、へぇー」とただ相づちを打つのも「聞く」という作業にはならない。

どんなときに聞いてもらえた!と人は感じるのでしょう。

視線を合わせ、頷くなどの動作を見たときでしょうか?。
「○○なの」と言う内容に「そうなんだ、○○なんだね」と繰り返して確認してくれることでしょうか。
他にもいろいろあるかもしれません。

では、逆に聞いてくれてない!と感じるのはどんなときでしょうか。

何かをしながら聞いてるとき?
話題を別の話題へ擦りかえられてしまった時もそうかもしれません。
また、最後まで聞かずに意見を口にされるのも嫌な気分になるし、真剣に聞いてもらえず、受け止めてもらえない時もそうです。
つまらなさそうな(退屈そうな態度など)顔をされた時なども挙げられるかもしれません。

先ほどわたしは何かを一生懸命やっている最中に子どもに話しかけられると書いた。
そんなときよく、耳だけそちらに向けたふりをして視線を合わすことすらせず、
「ふーん、へぇ〜・・・。あぁ、そうなんだ」
と返事をしてしまったりする。

返事をしているから、話は一応聞いてやっていると思っていた。

これは、話を聞いてやったことにはならない。

今忙しくて手が離せないのなら、このように言えばいいのだ。

「その話は、今すぐに聞いたほうがいいかな?
お母さんは今、お料理をしていて手が離せないの。
だけど、あと10分だけ、時計の針がここのところまで来るまで待ってくれないかな。
そしたらお料理が終わるから、ゆっくりなーちゃんのお話が聞けるよ。」

このとき、ちゃんと子どもの目を見て話し、子どもから発せられているメッセージを受け取ってやらねばならない。
後で出来る話と、絶対に今、聞いてやらなければならない緊急の話を見分けなければならないから。
そして10分後と言ったのならば、それを必ず守らねばならない。

でも、兄さんのようなシャイで多感な年頃の高学年の子どもが
「ちょっと・・・・」
と話したい雰囲気で近づいてきたのであれば、できるだけ手を止めて聞いてやった方がいいのかもしれない。

「後で」
と言われると、
「後で」なら、もういいや、とその話そうとしてくれた勇気が失せてしまう可能性があるからだ。

何をそんなに急ぐ必要がある。
晩御飯を早く作らなければならないと言うのは、子どもの話を聞いてやるということより、はたして大事な用事なのだろうか?

「今日ね、学校でプールの時間があったよ。
なーちゃんはね、お顔をお水につけるのは出来るんだけど、お水のなかでおめめを開けるのが出来なかったよ。
だから、C組さんになったんだよ。

ゴルフボールをいっぱい拾いましょうのゲームが楽しかったよ。
おめめが開けられないから、上から見て、あ、あそこにあるなーと思ったら、目をつぶったまま潜って取ったよ。
たまに足で寄せておいて、それからお手手で拾ったりしたんだよ。
なーちゃんは4つ拾ったんだけど、○○さんは7個も拾ってたんだよ!
なーちゃんも7個拾いたかったなぁー。
今度は7個拾えるかなぁー。

でもね、次にロープの下をくぐりましょうをやったとき、やり方がわからなくてなーちゃんおぼれて泣いたんだよ。

そしたらね、先生がなーちゃんはD組に行きなさいって言ったんだよ。
C組がよかったのに、D組になっちゃったの。
明日のプール、なんか行くのがやだなぁー」

これはなーちゃんが話してくれた内容です。

母さんはなーちゃんの目を見つめて、時折相づちを打ったり、「そうなの・・・それで?」と先を促してやったりしながら話を最後まで聞きます。

やがて話が終わったようです。

「そうなの、残念だったね。
でもD組でも別にいいじゃん!
◎◎ちゃんだって、D組だって言ってたじゃん!
母さんだって小学校の時はD組だったしさ。
いいじゃん、また頑張れば!」

と言いますか?

「そうなの。C組から、D組に替えられて、なーちゃんは嫌だったんだね。
でも、母さんはなーちゃんが小学校の大きなプールに潜れるのは、凄いなぁーと思ったよ。
しかもボールも4個も拾えたの!凄いなぁ〜。
それに、プールの中で目を開けられないから、大体どこにあるかを上から見たりして、工夫したんだね。
よく頑張ったんだねぇ。

じゃあ、明日のプールのときの為に、お水の中で目を開けてみるのを練習するために、母さんと一緒に今日お風呂でゲームしてみない?」

どうでしょう。
どちらの方が、話を聞いてもらったと子どもは感じるでしょうか。

話を聞くとは即ちこういうことなのです。

相手が話した内容の中で、相手の行動の良かったところを具体的に挙げて誉めてあげる。

「わたしは○○と思ったよ」という風に自分の感情を伝えてあげる。
このとき必ず「母さんはこう思うよ」と、あくまでも母さんが思っていることを含ませ、「じゃあ、なーちゃんはどうする?」「なーちゃんはどう思う?」と相手に聞く。

話を聞くのが、人並み以上に非常に苦手なわたし。
話の途中で飽きてしまい、意識が彷徨い、オットの話も聞いていないことがよくある。
お喋りのなーちゃんの話などは、もしかすると半分以上は右耳から左耳へ状態だったかもしれない。

すぅが母さんに誉めてもらおうと思って、部屋を片付けたり、靴を並べたり、洗濯物を畳んだりするのを「見に来て〜見に来て〜」というのを、
「あとで(゚Д゚)!」
と言ったまま忘れていたりすることもある。

そのくせ
「手を洗ったの!宿題は!
まだやってないの!

さっきから言ってるのになんで聞いてないの!
何度言わせるの!」

と、自分の話を聞いていないことばかり、責めていた。

なーちゃんがわたしの話を聞いていないのは無理もないことだ。

わたしがなーちゃんの話を聞くことから始めよう。

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