【ひとこと】
秋の薬膳講習会に参加してきました。
「こんなに暑いのに“秋”ってピンとこないなぁ」と思っていましたが、
「今日は処暑なので、秋の薬膳にピッタリの日です」と講師の先生。
これまで、薬膳料理に興味を持ったことはなかったので、全く白紙状態での参加。
薬膳料理とは、
「中医学理論に基づき、食材、中薬を組み合わせて調理した食事」だそうです。
「秋の自然の様子を知り、体の状態を考えて、秋特有の病気を防ぐために
食養生になる食べ方をしましょう」というのが今日の趣旨。
旬を大切にする日本の伝統食に近い部分がありながら、
食材のもつ薬効を考えたり、
生薬を積極的に取り入れたりというところが薬膳ならでは。
西洋医学の薬と違って、効き目は極めて穏やか。
今日食べて明日変わるというものではありませんが、
「その気になって、コツコツ食べること」が大事みたい。
良い経験になりました。
「鶏肉の蒸し煮」と「杏仁ミルク餅」が特に美味しかったです。
★吹き寄せご飯
◎米、木耳、山芋、人参、銀杏、だし、酒、塩、みりん、しょうゆ、焼き海苔
★鶏肉の蒸し煮
◎鶏もも肉、白菜、松の実、棗(ナツメ)、クコシ、バルサミコ酢
★きのこ汁
◎豆腐、舞茸、えのき、しめじ、オウギ、だし、味噌
★杏仁ミルク餅
◎白玉粉、牛乳、杏仁粉、砂糖、きな粉
★お茶(ナツメとサンザシ)