泣きたくないのに勝手に出てきた涙

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Nice!

2009年4月5日(日)昨日の4月5日、日曜日の晩御飯*ジンジャーチキン レタス&塩トマト添え*2切れだけあったので焼いた塩サバ*味噌汁*焼き野菜のマリネ写真の練習・・・焼き野菜(夕方)夕方:窓を左手:太陽光モードそして今朝のオッサン弁当は弁当 4/6◎ささみとしし唐の出汁醤油焼き◎なめたけとネギの卵焼き◎焼き野菜のマリネ◎雑穀ごはん先月に大きなホールで行われたダンスの発表会。朝早くから髪の毛を派手に結ってもらい、きれいな衣装を着せてもらい、おまけにメイク!そう、度派手なアイシャドウにクチヴェニまで付けてもらい、そして母さんと手をつないでウキウキで家を出ていったなーちゃん。舞台でたっくさんのお友達に交じってスポットライトを浴び、堂々と笑顔でダンスを披露した。ダンスを始めた当初は踊りに付いていけず、音楽に合わせることもできず、人前に出るのも恥ずかしくて顔は強張ってカメラ目線どころじゃなく、笑顔どころか視線を一度もあげることすらなかったのに、今となっては舞台に出るのが「楽しかったぁーーー!ずーっと笑っててん!楽しいから!」「パパとすぅちゃん、どこ座ってた?探したけどわからんかったわー!」と客席にいるお客さんの顔の中からパパとすぅを探そうとしているじゃないか(しかもあんなに激しく踊りながら)こっちは間違えやしないだろうかとか、若干大きめサイズだった靴が足を挙げた途端に客席に向かってスコーンと飛んでいくんじゃないだろうかとか、それとも衣装につまずいて破れ、挙句こけたりするんじゃないかとか、薄っぺらで肌を覆う布部分かなり少なめ衣装が途中で空中分解したりして大変な事態に陥るんじゃないだろうかとか、気が気じゃないのに。そんな心配をよそに、なーちゃんは「絶対ダンスはやめない!」←その他はやめたいのか?というほどにダンス好きの女の子になった。さて、そんなスポットライトを浴びる華々しい舞台の上の姉を一般のお客さんに交じって客席から見ていたのは、すぅだ。すぅは途中で飽きることもなく、身を乗り出すようにして舞台を見ていたそうだ。きれいな衣装に惹かれたのだろうか。それともクチヴェニ。それとも、一日中母さんを独占。それとも途中のコンビニで買ってもらった!となーちゃんに自慢されたマンゴージュース。どれにすぅが心を惹かれたのかは定かではない(全部かもしれない)。しかしすぅはすっかりダンスをやる気になってしまった。実はすぅはなーちゃんがダンスを始めた3年前の年少さんの春に、一緒に入会している。しかしものの数カ月で脱落。なーちゃんが涙を流しながら練習しているというのに、カーテンにくるまって遊んだり、鏡に変顔を映して遊んだり、そうかと思えば、後ろで恐ろしい顔をして「ちゃんとやんなさい!!!!!!!」と眼力オーラ(別名念力)を出している母さんの所へ何食わぬ顔で舞い戻り、膝の上で「疲れたからもうやんない」とまどろんだりしていた。で、結局やめた。いや、やめるんだね?と何度も確認、「うん、やめるー!すぅちゃん、母さんと一緒になーちゃん見てるのが好きー」と言うので泣く泣く(誰がって?わたしが)やめさせた。あれから3年の月日が流れた。なーちゃんに遊びの延長でよくダンスの特訓をさせられているようだし、すぅも大きくなった。カーテンにくるまって遊ぶような歳でもなくなった。鏡を珍しがるようなサルッ子時代も過ぎ去った。ってなわけで、前置きが大変長くなったが先日、なーちゃんのダンス教室の無料体験を申し込んだのだ。始める前に先生にきちんとフルネームでご挨拶もし、「大丈夫かな?お姉ちゃんの真似をしてたらいいからね?緊張する?」と先生に声をかけてもらうと「緊張してない」との堂々たる発言。しかしこの発言は嘘ではなかった。たしかに緊張はしていなかった。一生懸命最前列のなーちゃんの横で先生のやる通りに柔軟体操をしていた(若干手足の方向に間違いがあったが)。しかしそのうち雲行きは怪しくなった。それは地獄の特訓その1、魔の腹筋の時だった。運動経験全くなしの6歳児すぅは、今までの人生の中で「腹筋」なんてただの一度もやったことなかった。一緒に体験教室に申し込んだすぅのお友達とペアーを組んで、すぅの足首を持ってもらっていざ腹筋開始!新一年生は15回!2年生と3年生は20回!4年生は25回、5年生は30回、6年生は35回ねー!先生の大声が響き渡る中、すぅは必死に起き上がろうとする。が、無理。どうしても「い~ち!」とカウントできるところまで上がらない。ほかのペアーたちが次々と数をクリアし(なーちゃんも楽しそうにクリア)、足首持ち係を交代してやっている中、すぅのところだけ時間が止まったよう。中途半端な位置で止まり、必死に起き上がろうとしているが起き上がれない!やっと事態を察知した先生に背中を支えてもらってようやく15回クリア出来、交代することができたのだった。腹筋の後はいったんお茶休憩(と言っても1分間ほど)。すぅの様子がおかしい。すぅは涙を必死に堪えながらこちらに歩いてきた。「がんばってる?すぅちゃん、がんばってるやろ!!」う、うん。もちろん。がんばってるやん。すごいやん。うおーーーーーーーっ突然母さんのジーパンに突っ伏して泣き出してしまうすぅ。な、なに!何が起こったんだ!落ち着け!とにかく落ち着くんだ、すぅ!!はい、息を吸ってーーー大きく吐くーーーーーはい、吸ってー・・・お茶も飲んでとりあえず袖口で豪快に涙も拭き(鼻はすすり)、「ちょっと休憩しとく?」との母さんの言葉に「行くッ」とだけ返事をして戻った。・・・・・・・・・というのをあと3回繰り返したのだ。あまりに泣くので先生が「ちょっとおかーさんとこで見てる?」と声をかけるのだが「やる!」と泣きながら(キレながら?)言い張るすぅ。最後にはあまりに泣き声が大きくなり、しゃっくりが止まらなくなってしまったため、母さんが強制的にすぅを迎えに行き、後ろへ連れて行ったのだ。初めてなんだから出来なくて当たり前なんだよ。最初はみんな出来へんねんで。なーちゃんだって最初は出来へんかってんで?ダンスやりたい気持ちはとってもとってもあるのに、レベルの高い周りに付いていけない自分が悔しくて悔しくてたまらなくなってしまったすぅ。当然自分もなーちゃんと同じように出来ると思っていたようだ。なーちゃんのようにカッコよく。なーちゃんのようにかわいらしく。すっかり落ち込んでしまったすぅを、ありとあらゆる方法で慰めながらの帰り道だった。よくがんばったよ。カッコよかったよ。すぅちゃんががんばってるの、後ろから見ててもよくわかったよ。難しそうだったよね。「泣こうと思ってないのに勝手に目が、なんでか泣いちゃう」と言ったすぅ。「あーーーそれ、知ってる!なーちゃんもたまになる。泣こうと思ってないのに、涙が出てしまうねんなぁー」となーちゃん。そしてそんななーちゃんやすぅを見ると、自分も泣いてしまう母さんは黙って聞いているのが精いっぱい。母さんの右手にすぅ。左手になーちゃん。今日はよく頑張った。泣いちゃったけど、よく頑張った。負けず嫌いはなーちゃんとよく似てる。本当にダンスをやりたいなら、きっと来週も行くというだろう。なーちゃんやてんきちに「好きなこと」がたくさん見つかったように、すぅにもこれからたくさんの「好きなこと」が見つかるといい。でもダンスじゃなくってもいいかも(笑)。そして翌朝。「すぅちゃん、今日はずっとおなか痛いねん・・・・」と、トイレ通い。違う違う!それ、筋肉痛だから!!!!!!!!!!読んだよ~ってしるしにぽちっとクリックしてね↓↓↓ ↓↓↓banner_02.gifいつも応援ありがとっ!人気ブログランキングへ※こちらも参加してます→レシピブログ 続きはメイさん劇場→