2007年8月13日 白生地&レーズン生地の小型パンあれこれ(夫の実家にて)

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Nice!

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オリジナルのサイズの画像を見る場合はクリックしてください。【材料】 白生地12個+レーズン生地12個
・ぬるま湯…260g×2(65%)
・ドライイースト…大さじ1×2(約2.5%)
・強力粉(カメリア&スーパーキング)…400g×2(100%)
・三温糖…大さじ2×2(約20%)
・塩…小さじ1×2(約1.5%)
・バター…10g×2(2.5%)
・レーズン…90g(22.5%)

【工程メモ】    
・生地作り…〓ぬるま湯にイーストを振り入れます。
      〓ボウルに、強力粉、砂糖、塩を入れて混ぜ、溶かした〓を入れて混ぜます。
      〓ひとまとまりになったら、ボウルをかぶせて5〜10分休ませます。
      〓まな板に取り出して、5〜10分間、薄く伸びるまでこねます。
       こねている途中でバター(軟らかく戻しておく。夏場なら室温で十分)を入れます。
       グルテン膜を確認したら、1つの生地にレーズンを混ぜ込みます。
       ボウルに戻してぬれ布巾をかぶせ、約2倍になるまで室温放置。
・フロアータイム…約30分。
・ベンチタイム…12個×2に分割して丸め、ぬれ布巾をかぶせて10分。
・成型…丸めなおしだけ、ロール型、フラワー(ひと結び)、ツイスト(ねじり)、裏まきロール
・ホイロタイム…ぬれ布巾をかぶせて、オーブン発酵15分。
        焼成温度に上げる10分は、ぬれ布巾をかけたまま室温で待たせました。 
・焼成…180℃で10分→200℃に上げて8分。

【ひとこと】
アンビリーバボーなパンを焼いてしまいました。
パンを焼き始めて約12年ですが、
こんなにカッチンコッチンになったのは、初めて。
24個全てが…と言うわけではなく、レーズン生地の方にモンダイ発生です。
焼成直後は何も感じなかったのですが、一部のパンが2〜3時間でカチコチになりました。
全部が全部同じように固いというわけではく、個体ごとにムラがあるところも不・思・議。
多分…なんですが、レーズンの前処理をしなかったことが原因ではないかと思います。
普段は、ノンオイルコーティングのレーズンを使っていますが、
今日は、オイルコーティングしてあるタイプを使いました(ノンオイルタイプが手に入らなかった為)。
こういうレーズンを使うときには、
塩でよく揉み洗いして、表面の油脂をよく取ってやらなければいけません。
基礎基本をすっとばして、前処理を省略したのが、敗因と思われます。
試食の皆さんには申し訳ありませんが、
自分には、貴重な経験=よい勉強になりました。
…と同時に、いつでもどこでも安定したパンづくりというのは、多分無理だということも再確認。
小麦粉によって、酵母や副材料の種類によって、オーブンによって、七変化のパンづくり。
それでも、まずまずのゴールに到着したければ、
砂糖と油脂を10%以上入れた白生地で、小型パンを試すのが得策かと思われます。